【要注意】ダメな不動産仲介営業マンの特徴5選

こんにちは。ハルです。

今回のテーマは『ダメな不動産仲介営業マンの特徴』です。

後悔しない不動産売買をするためには、仲介営業マン選びが非常に重要です。

本記事では

解説ポイント
  • フレッシュさに騙されるな
  • ベテランも侮るな
  • 案内担当だけの営業なら押し売りかも?

これらの内容を中心に分かりやすく解説しています。

不動産売買を検討されている方は、、ぜひ参考にされてください。

その1:ホヤホヤの新人営業マン

1つめが『ホヤホヤの新人営業マン』です。

『入社1日目から営業開始』。こういう会社が結構あります。

『1日目』でなくとも、たった1週間の研修終了と同時に営業現場の一人工として数えられることはむしろ普通です。

本来、不動産取引は非常にテクニカルな業務です。だからこそ、高額な仲介手数料を支払うわけです。

しかし、新人営業マンは不動産取引に関する知識・経験が圧倒的に不足したまま、不動産売買というお客様にとって人生の大きな選択に影響を与えることになります。

当然、その様な状態では円滑に業務を進めることはできませんし、大きな取引事故が起きることも珍しくはありません。

不動産仲介業は『仕事は仕事から学べ』という雰囲気が色濃い業界です。

まずはとにかく自分で仕事を見つけてきて、走りながら仕事を覚える。この様なスタイルの会社が圧倒的に多いです。

そのため、お客様から少々のクレームが入っても『不動産業界はクレーム産業だから』と、あまり気にしない営業マンも多いのです。

むしろ『クレーム処理は一人前になるための経験』と捉えられています。確かに一理はありますが、お客様にとってはたまったものではありません。

新人でも仕事ができる営業マンはいますし、逆にキャリアが長いからといって、必ずしも良い営業マンであるとは言えません。

しかし、不動産は非常に高額な商品です。

  • フレッシュで気持ちがいいから
  • フットワークが良いから
  • とにかく一生懸命だから

このような単純な理由だけで、新人営業マンを選ぶことは全くおすすめできません。

大切な資産や判断を任せられるか、営業マンの足下の実力を見て判断することが重要です。

『フレッシュさ』だけで営業してきたら、それは要注意な営業マンです。

その2:宅建を持っていない営業マン

2つめが『宅建を持っていない営業マン』です。

特に要注意なのが、3年を超えるキャリアにも関わらず宅建を持っていない営業マンです。

『宅地建物取引士』。通称『宅建』は不動産仲介を行う際に必須となる国家資格です。

宅建を持っていないと、不動産取引で行う『重要事項説明書』の説明ができません。

不動産仲介業では『宅建がなければ人にあらず』と言われます。

それほど、営業マンなら所持しておくべき必須資格ということです。

宅建に合格するためには、民法や宅地建物取引業法、建築基準法など、不動産取引に関わる幅広い知識を習得する必要があります。

一方、主婦の方や学生さんが取得することも多く、一般教養を持っている方であれば誰でも合格可能な試験内容です。

ちなみに、合格者の最年少は小学6年生の男の子です。

不動産仲介業を含む宅建業者は、社員の5人に1人が宅建士であることが法律で義務付けられています。

会社からは手厚い資格支援があったり、合格後は資格手当てが与えられることが一般的です。もちろんプレッシャーも与えられます。

この様な環境にも関わらず、3回以上連続で落ちてしまう人は、正直『仕事に熱心じゃないのかな』と印象を受けざるを得ません

そもそも、日常的に仲介業務をしているのに連続して宅建に落ちてしまうのはそれほどに知識が不足しているとも考えられます。

その意味で、キャリア3年を超える宅建を持っていない営業マンは要注意なのです。

ちなみに、宅建を所持しているかどうかは名刺を見れば判断できます。

宅建を所持している仲介営業マンならほとんど明記しているはずです。

営業マンから名刺をもらった際は必ずチェックしましょう。

名刺に『宅地建物取引士』が書いてなければ、それは要注意な営業マンです。

その3:調子の良いことばかり言う営業マン

3つめが『調子の良いことばかり言う営業マン』です。

取引事故が特に多いのがこのパターンで、個人的に最も要注意とお伝えしたい類です。

この手の営業マンは、親しみやすく一見頼りになるのが特徴です。

また、初めの方はお客様が気持ちよくなることばかり言います。

しかし、トラブルが起きた際は『それは前に言ったでしょ』とか『不動産取引はそうゆうものですから』と急に態度が豹変します。

お客様としては、リスクがあるならもっと明確に深刻に教えて欲しいものですが、この手の営業マンはとにかく契約優先です。

契約獲得の障害になる事は極力印象に残らない様に、本来は非常に重要な事をそっと伝えてきます。

その上、責任追及をされない様に用意周到なので、トラブルが起きても最終的にはお客様が泣き寝入りすることになることがほとんどです。

私の先輩にも、調子の良い事ばかりを言う営業マンがいました。

契約まではお客様と非常に良好な関係だったのに、決済に近くほど険悪なムードが高まっていきます。

そして、最終的にはお客様の怒りが噴火します。しかも毎回です。

それでも、やはり用意周到なので最終的にはお客様が泣き寝入りをすることになります。

この様な営業マンには絶対に捕まってはいけません。

ちょっとでも『調子いいなコイツ』と感じたら、それは要注意な営業マンです。

その4:とにかく書類ミスが多い営業マン

4つめが『とにかく書類ミスが多い営業マン』です。

どの職種でも共通して言えますが、ケアレスミスが多い人は仕事ができません。

不動産営業マンの仕事には、不動産査定書や重要事項説明書、売買契約書など、書類作成業務が多く含まれます。

営業マンの中には、これら書類の内容をとにかくミスりまくる人が多く存在しています。

書類ミスが多い人は、書類だけではなく仕事全般で段取りが悪い傾向があります。

  • 物件案内の時間を間違える
  • 契約当日の持ち物の案内が間違っている
  • 住宅ローンの審査書類に不備がある

営業マンの段取りが悪いことで、この様なケースはよく見受けられます。

その分、お客様の負担が増えることになるのです。

お客様にとって不慣れな不動産取引でプレッシャーも大きいのに、営業マンのミスが多いとさらに大きなストレスです。

それでも、一旦取引が進んでしまうと営業マンの言う通りに動くしかありません。

取引を成立させるためには、お客様がそのストレスに耐えるしかないのです。

高額な仲介手数料を支払うのに、こんな苦労したくありませんよね。

これを未然に防ぐには、営業マンの素行や書類内容に注意し、なるべく早く素質を見抜く必要があります。

売却の場合は査定書、購入であれば諸費用計算書など、営業マンから提案された書類を隈なくチェックする事がおすすめです。

誤字脱字や記載漏れなど、内容が荒っぽいなと感じたら、それは要注意な営業マンです。

その5:案内担当だけの営業マン

最後の5つめは『案内担当だけの営業マン』です。

仲介会社の中には、物件案内とその後の手続きを別々のスタッフが担当する会社が存在します。

このタイプの会社の営業マンは、とにかく契約の獲得を会社から要求されています。

営業スタイルは超速攻型で『当日案内・当日申し込み・翌日契約』が原則です。

極端な話、お客様の都合など関係ありません。

『今日申し込まないと他に取られてしまいます。』と熱心に物件をすすめてきます。そして、お客様が『買う』と言うまで帰しません。

お客さんも根負けして『まぁ、そこまで熱心に薦められるならこれもご縁か』と高額な住宅購入を即決してしまうのです。

このケースでは『言った言わないのトラブル』が非常に多いです。

また、物件案内だけに特化しているため、そもそも不動産知識が乏しい営業マンが多いのも特徴です。

いざ契約した後に『聞いてたことと違うじゃないか!』となるわけですが、少々のクレームであれば、仲介会社はあーだこーだと言い訳をしながら手続きを進めてしまいます。

いったん契約してしまうと、解約するには手付金を放棄しなければなりません。

結局、泣く泣く購入手続きを進めるというお客様は珍しくないのです。

とにかく契約を急かす様なら、それは要注意な営業マンです。

おわりに:『危なっかしいな』と思ったら要注意!

不動産取引は『事故がない事』が最も重要です。

そのためには、良心があり、しっかりとした経験・知識のある営業マンを探し出さなければなりません。

不動産営業の給与水準は高いため、高収入目当てに入社する人も多く存在します。

少しでも『コイツ危なっかしいな』と思ったら、ダメ営業マンのサインかもしれません。

ご紹介した5つの特徴の一つでも当てはまれば、要注意です。

逆に、良い営業マンってどんな人?

この疑問がある方は下の記事をご覧ください。

以上、この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

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